53、「叱ってください」「怒ってください」というご要望に対して

最近「叱ってください」「怒ってください」という要望を

複数(3つ)のご家庭から頂いた。

(昔の僕を知っている人が聞いたら,信じられない話かもね・・・。)

こうした要望に僕の考え方を書いておこうと思う。


僕は,アンチ「叱る」「怒る」ではないし,

手段のひとつではあると思う。

でも,正直塾の先生が叱っても,叱らなくても,

その後の結果は変わらないことを

経験上,僕は知っている。


塾において,勉強のことで怖い演出で𠮟りつけるのは,

僕にとっては,その多くの場合は

生徒を「〇〇(自粛)扱い」しているのと同じ。

「〇〇(自粛)扱い」をしているうちは,

そこから伸びるとは決して思わないんだよね。

特にある水準以上は。

成績下位の子にとっては

最初の「きっかけ」のひとつになることもあるかもしれないけれど,

ある程度の上位からさらに上位に持っていくことは難しいと考えている。

だから,可能な限り別のアプローチを僕は考え続ける。

本当に叱らないといけないと思ったときは,

がっつり叱らせていただきます。


まあ,これについては塾の先生によって

いろんな意見があると思います。

今後,僕の考えも,もしかしたら

また変わることもあるのかもしれません笑


まあ,我が子を見ていてこの要望を言いたくなる気持ちは

分からなくはないのだけれど!!当たり前だよね!

(そして,「叱らないでください」「怒らないでください」

という要望よりも,ずーーっと理解できる。)


あと,念のため言っておくと,ヌルい塾ではないですよ?

甘やかしはしないですよ?

宿題を忘れたら,取りに帰宅させることもありますし,

チェックテストの勉強が不十分なら追試を繰り返します。

居残りもあるよ👊

もしかすると,僕のことを怖いと感じる子も

いるのかもしれません…。


なお,最初から上記の要望がでないような状態を

目指してはいます。

少しずつ方法は見えてきているのですが,まだ道半ばです…!

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