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1345、覚えちゃだめ。

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問題解いていくうちに 自然に覚えてしまうのはよいけれど これらの公式を丸暗記する必要はないし 最初から丸暗記して当てはめて解くとかっていうのは 絶対に避けさせたいところ。 上の赤字の公式は問題を解くときに 使う必要もないし (むしろ高1のうちは別の手法のほうがよい) 下のsin,cos,tanの公式は 自分でちゃんと導けるように。 こういうところの塩梅を 新高1たちには 確実に伝えていきたい。 覚えて当てはめて正解が出せる っていうことと 道具(公式)の仕組みを理解したうえで使えて正解が出せる っていうことは テストだったら同じ得点になるのかもしれないけれど その先の応用力を養っていくうえでは 非常に大きな差が生まれると考えている。 それに 高校数学って 中学数学に比べてこういう公式っぽいものが 格段に増えていくので(とはいえそんなに多いわけではない) とりあえず大量に公式を覚えなきゃって思って 数学が嫌になる人がいたら もったいないと思う。 すぐに導けるような公式は 自分で導けるようにしたほうが 絶対楽しいよ。 もちろん これも 覚えなくていいからね・・・

1344、中学数学の感覚を捨てる。

高校数学で 上手く勉強を進めるには ここがポイントだろう。 中学数学は 手順も少なく 考えの筋道も高校数学ほど難しくない。 1週間前に触れた問題を 復習なしで今も解けるっていうことも 少し数学が得意な人にとっては 多いだろう。 でも 高校数学は 手順も増え,考慮しないといけないことも 多くなる。 復習, 自分の手を動かして 解法を再現することにその分 時間をかけるのはマスト。 中学生のときと 同じ感覚でいくと 一気に崩れる。 数学だけではないけれど・・・

1343、【英単語】中級者への道。②

【英単語】中級者への道。① 今日の新高1の授業で話したこと。 高校生になったときに どういうことを意識して 英単語を増やしていくべきかという話。 【英単語】中級者への道。① で書いたように ラテン語由来が多いけれど 上級語を覚えていくこと。 たとえば 中学レベルであれば 建物を建てるときは build を使うけれど construct も使えるようにしておきたい。 物を買うときは今までは buy を使っていたけれど purchase も使えるようになろう・・・みたいな。 カジュアルというより フォーマル寄りの表現だね。 ここまでは以前 ① で書いた内容。 さて, 今日 もう1つ話したのは 君たちの中で今までは 英単語と意味が1対1対応だったものが 多かったかもしれないけれど 1つの単語に対して複数の意味を覚えていこうということ。 たとえば 今日の授業は主に5文型を扱ったが なぜSとかVとかOとかCとかを分析することが必要なのか? それは,動詞の意味は1つとは限らず 文型によって,その動詞の持つ意味が変わるからだ。 今日扱った文からいくつか。 A tall building stands near the rever.(このstandは 「立っている」 ) SV I cannnot stand this heat anymore.(このstandは 「我慢する」 ) SVO He became a famous scientist.(このbecomeは 「・・・になる」 ) SVC This tie becomes you very well.(このbecomeは 「似合う」 ) SVO のように 中学生のときに学んだ,standやbecomeのような基本語が 実は思いがけない意味を持っていたりする。 runが 「経営する」 という意味を持つというのも今日やったね。 中学レベルの基本語について もう1つの (またはそれ以上の)重要な意味を覚えようというのが 中級者への道の2つ目。 多義語はめちゃくちゃ重要だよ。

1342、さよなら第2放送。

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主に教育番組,特に語学番組や 高校講座などを放送していた NHKラジオ第2放送 が 今夜で95年の歴史に幕を下ろすそうだ。 まあ,ネット配信全盛の時代だからね。 もう何年も 聴いてはいなかったけど かなり久々に聴いている。(ネット経由だけど・・・!) ちょうど今流れている 「アラビア語講座」(1ミリも分からん)が終われば 完全に終了・・・ 多くの番組がNHK-FMに引き継がれるし そもそもラジオでリアルタイムで というよりも ネットでオンデマンドで聴くという 聴取スタイルがもうメインだろうから もう使命を終えたとも言えるかもしれない。 しかし, (普段聴いてないので こんなことを言う資格はないかもだけれど) 教育の「チャンネル」が1つ消えてしまうのは やはり寂しいですね・・・。 AMラジオの語学講座独特の 趣もあったので。 懐古主義っぽいですが。

1341、数学の所見問題に強くなるためには。

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数日前に扱った 中3の因数分解のチャレンジ問題。 それまでは2乗の因数分解のみやっていたが 突然4乗の因数分解を出してみた。 でも 自力で正解まで至れている子が多かったね。 私立高校入試難関レベル,または高1レベルの因数分解だが ちょっとあることに気づけば,そこまで難しくない。 これって 高校生が使う数学Ⅰのチャート式の例題の1つにもなっているし このパターンはこうやって解く! みたいなポイントはもちろんあって それを授業で提示すれば すぐに解けてしまい,効率的に勉強は進むのだろうけど 数学の初見問題に強くなるための方法のひとつは 自分でポイントに気づける問題は 自分で解き切ってしまう経験を積むこと だ。 もちろんそれだけではなくて, 初見問題に強くなるっていうのは 語り出したらキリがない とても「深い」話だけれど・・・ ただやはり 瞬時に答えが出る問題ではなく しばらく考え込んで なんとか解答まで至れるぐらいの問題を 先回りして解き方を教えすぎるって 貴重なチャンスを奪っていることだと思う。

1340、言葉を知る。概念を知る。

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今日の中3で扱った20問から1問。 今回のテーマは 「~する」の形で使われる ちょっと難しめの2字or3字熟語。 1番の 個々のリンゴやミカンの細かな違いを意図的に(   )することで、「果物」という共通 の概念を取り出すことができる。 この正答率はちょい低めだった。 正解は  捨象 。 教室の誤答 で多かったのは 抽出 。 リンゴやミカンの違いって何? そうだよね。味とか,色だよね。 そういう違いを 切り捨てる ,つまり 捨象 することで 「果物」という概念を取り出せる。 具体から何になった?  抽象 だね! リンゴやミカンという具体的なものを 「果物」に抽象化するってことだね。 図にするとこんな感じ。 でも実は 抽出 でも 抽象化はできるよね。 この1番の問題だったら個別の果物の 「違い」を捨象して,抽象化 している。 でも, 抽出して抽象化するときは「違い」ではなく 何を抽出して抽象化できる? この問いに 「共通点」 と答えられていた子がいたので 感心。 そのとおり。 リンゴやミカンの共通点ってたとえば何だろう? そうそう, 木に果実が実る とか,あるね! リンゴやミカンの 共通点を抽出したら「果物」に抽象化できる よね。 こういう風に 単純に意味を知っている言葉を増やすっていうよりは 思考の枠組みを増やしていこう。