104、言語化できること
説明できるかどうか,が大きい。
用語の「なまえ」が言えるということではない。
言葉の意味や,理由,仕組みを説明できるかどうか。
完璧でなくても全く問題ない。
自分なりに,相手に伝えようと言語化することが大切。
成績上位の子,
今そうでなくても,その後伸びていく子は
説明ができる。言語化ができる。
説明を求めているのに「文」ではなく
「単語」で答える癖のある子,
説明することから逃げてしまい,黙ってしまう子や
明瞭に話さない子は要注意である。
「聞かれたこと」に答えられるかどうかも大切。
個々の認識力の差がでる。
ここについては,厳しくというスタンス。
直していかないと,勉強しても,伸びに限界が早い段階でくる…。
この点については
周りの大人の日常の関わり方がとても重要だと思います。
(大人側には少々根気強さが要求されますが…)
あまり,大人の側が,子どもの意図を察したり,汲んだりしないこと,
いや,してもよいのですが
(感度は高ければならないと思いますし,それが必要なときもあると思いますが)
そうしたとしても
本人に伝わるようにきちんと言語化させるようにする働きかけで
賢さはアップしますよね。
授業中も,それ以外の会話でも
「言いたいことは分からなくはないけれど,もう少し詳しく言語化しよう」って
僕は言うようにしています。
不完全でもいいから,とりあえずチャレンジだ。
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