144、テスト結果報告!続き

一昨日に続き,中学生から返却された学年末テストの結果報告をもらっている。

昨日の報告分も

2枚に1枚以上の答案が90点オーバー(50点満点のテストなら45点オーバー)の報告!

そーして,またまた満点の報告!👏👏👏

今回も自己ベストを更新する子が多そうな予感✊


それにしても

僕がほとんど介入していない実技教科でも

全教科90点以上とっている子も多く

自学・自走・自考の成果が出ていると感じる。

都立高校を受験するならば,実技教科の内申は2倍で計算されるので

実技教科のテストで高得点とれているのは

かなり大きなインパクトを持つのだけれど,それだけではないと僕は思う。


僕がほとんどお膳立てしていないテスト勉強で高得点をとっていることが

それ以上の大きな意味を持つと考えている。


実技教科に限らず,2022年度の1学期までは

Wisdom生の90点以上答案は,本当に少数だった。

でも,90点オーバーがこの1年間で激増してきたのは(僕自身驚くほどに)

僕の「手厚い面倒見」や「定期テスト対策」のおかげでは決してない。

こちらがしたことは,定期テスト前にめいっぱい自学に打ち込める環境を整えたことぐらい。

いちばん大きな要因はその環境の中で,その子自身が猛烈に自学していること,

ここに他ならないのである。


結局定期テストの95%は自学で決まる,この現実から目は逸らしてはならない。


「先生の力で◯◯の教科をさらに上げてください」

と言われる保護者の方もいらっしゃった。

当然の要望だと思います。

塾って成績向上を目的として通わせると思いますし。

お金払ってくださっているわけですし。

そして,僕もできることはもちろんするけれども。


でも,このマインドについては,どこかで捨てないと

その子自身の伸びに限界がくる。

細かく管理したり,怒ったり,手取り足取りやってあげたりすることで

ある程度のところまではいく。

決して無意味ではない。意味はある。

僕もそれは結構やりますし。

でも,それ「だけ」では成績の伸びにかなり早い段階で限界がくる,必ず。

結局,最終的には「自分次第」なのだ。

「面倒見」で,限りなくどこまでも伸びていくというのは幻想である。

その子によっては最初からは難しいことだってあると思うけれども

少なくともある程度の成績がとれる状態になったら

依存心は捨てなければ。


だからといって,別に突き放すつもりはなくて

Wisdomに通う子の全員が

「自分自身で」成績を上げていく「流れ」をつくっていくことについて

さらに追究していく2023年度にしていきたいと思います。

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