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5月, 2025の投稿を表示しています

1021、倫理という科目。

中間考査の勉強に来ていた高2から 「公共」(←昔でいう「現代社会」です)の倫理分野で 一部解説してほしいというリクエストがあったので 源流思想の ソクラテス,プラトン,アリストテレスの部分の解説をした。 去年の高3に教えていて以来, 久々に倫理の解説をしたけれど やっぱり倫理に触れる,倫理を語るのは楽しいね。 倫理で出てくる思想を理解するときって 具体・抽象や 絶対・相対を はっきりと行き来することが大事。 特に今日,解説した源流思想も そこがポイントだった。 ただの暗記教科ではなくて 「現代文」を読むときみたいな頭の使い方をするんだよね。 だから 入試科目で使う人は少ない科目だし,仮に入試で使わないにしても (入試科目で使うのにも その人との相性によっては 政治経済に負けない良い科目だと思うけれど) 倫理を学ぶことって 「現代文」の力に結構つながると考えている。 思想を自分の中で噛み砕きながら 理解することで 読解力が上がるってのもあるし 入試現代文の評論って 思想的なことが出ることも多いから 背景知識面で有利になるよね。 マイナー科目だけれど 本当に面白い科目だよ。

1020、中学地理を学ぶうえでの大前提。

大前提, 主要な世界の国,すべての都道府県, この地図上の位置が頭に入っていること。 常識として。 その国名や都道府県の名前が 日常場面で耳に入ってきたときに さらに印象づけられるし 中学校の授業や教科書で 地理の知識が頭に入ってきて,覚えられるということにつながる。 国と都道府県を知らない状態で 地理の勉強をしても,ひとつひとつの事項を覚えたり 入試問題を解いたりするときに かなり苦しむことになるよ。 ちょっと大げさだけど アルファベット覚えていない状態で 英単語のスペル覚えられないのと同じじゃないかな? 本当は中学校に入る前に その土台はある状態にしないといけないと思うけれど 中学生の今も,その課題を持ち越してしまった人は すぐにやるしかないよね。 あとは, 桃鉄 やったほうがいいと思っています。 (僕は桃鉄で日本地理は学びました・・・) 今,ちょっとググってみたら 今では桃鉄,全国の30%ぐらいの小学校で 導入されているらしい。笑 でも,それぐらい桃鉄は 教育的 です。 とにかく 都道府県は「すべて」場所を覚えること。 ところで 世界地理ですが 「主要な国」ってどこだよ って思う人もいるかもしれないので 中学生(高校受験生)が 場所を瞬時に世界地図上で指させるべき国を 思いつく限り挙げてみます。 以下は「最低限」ですが,いくつ分かりますか? 高校入試にとてもよく出る国々です。 カナダ アメリカ メキシコ ブラジル アルゼンチン チリ オーストラリア ニュージーランド 韓国 中国 モンゴル フィリピン タイ マレーシア インドネシア インド サウジアラビア ロシア ドイツ フランス イギリス エジプト 南アフリカ 以上,23か国。 そういえば 今の高2に,去年,当時の中3(今の高1)たちに アドバイスをしてもらったときに 国を覚えることの大事さを話していたね。

1019、【PCだと表示崩れるっぽいです】英単語テストのwebアプリ。【スマホからのアクセス推奨】

英単語テストのWebアプリ開発中。 開発っていうと大げさですが。 ほぼ生成AIに指示出ししていただけで 作りたかったものがかなり具現化したが 細かいところで エラーが出たり,微修正が必要で そこが結構難しい・・・。 生成AI,びっくりするほど一瞬で 「ある程度」の形までは持っていってくれるけれど ちゃーんと完成させようとすると (自分にあまり知識がないのもあるけれど) まだ少し時間はかかりそう。 90%から100%にもっていくのが難しいのは受験勉強と同じか。 とりあえず, 現状の完成途上の試作のもの, 下に貼り付けておきます! 一部,文字化けがまだ直っていませんが。 こんな感じのテストを導入していく予定です。 紙の単語テストだと難しかった,音声から攻めていくスタイルで 語彙とリスニングの両方の強化を図ります。 英単語リスニングテスト 英単語リスニングテスト 問題数を選択してください 25問 50問 発音の声を選択してください デフォルトの声に戻す 音声再生 次の問題 振り返り 閉じる 振り返りを見る

1018、教皇。

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あんまり塾とは関係ないですが・・・ コンクラーベ 終わりましたね。 なにそれ我慢対決?って思った人は このブログで何回も書いていますが, ぜひニュースを日常的に見ましょう・・・! なお,ローマ教皇は 中1の地理で出てくる, 「あの」バチカン市国にいます。 そうそう ローマ教皇って 自分の中では 「ヨハネパウロ2世」のイメージが非常に強いと思い 調べてみると 1978年から2005年の期間,ずっとローマ教皇は 「ヨハネパウロ2世」,だったのですね。 僕の高校受験の思い出には ローマ教皇が。 県立高校の 併願で受けた私立高校が カトリック・ミッション系の高校で 入試の面接で「今のローマ教皇は誰でしょう?」と問われたことが 強く印象に残っています。 中3のときの僕は 「ヨハネ・パウロ2世」と答えたわけですが 残念!! そのときには「ベネディクトゥス16世」に変わっていました・・・😅 きっと合否には影響無かったと思いますが。 何の話?

1017、勉強姿勢。

1問1問,解ける問題を増やしていくことも大事だけれど じっくり丁寧に取り組む姿勢とか 重なるけれど, 本当に「分かった」状態まで自分を持っていく姿勢とか そういう姿勢面を レベルアップさせること, それも同じぐらい,いやそれ以上か, 大事だ。 前者ばかりではなく 後者を追求していくことが 長期的な成功にはつながる。 同じ時間,授業を受けて,同じ時間,自学をしても 差がつくのは ここによるところだから。 意識の差。 今日の中3数学, 授業中も,授業後も 個々で自分から疑問点を解決しようとする姿が 見られた子がいたのは良かったね!

1016、中2英語。

ガンガン進めていた中2英語。 テキストが1冊終わったので 総復習期間に! 一旦,中2たちは え?こんなに簡単なところまで?っていうところまで 一旦立ち戻ることにした。 今日はbe動詞と一般動詞の現在形の文が中心。 決して今のメンバーの 全体的なここまでの習得度が悪いわけではないが ここから数週間で さらに基礎を分厚くしていこう!

1015、【高校生】数学の傍用問題集。

Wisdomの高校生が通っている高校だと サクシードとか,4プロセスとかが配られている生徒が多いかな? 数学の教科書の傍用問題集。 使い方によっては 毒にも薬にもなるよね。 難しいと感じる生徒には難しいだろうし,量も多いし・・・ だから,どういう風に向き合うかが肝心だ。 中学校の教科書ワークとは別物と思わないといけないね。 使い方を間違えると 時間ばかりを消費し,力はつかないということになりかねない・・・ 数学の現状の自分の得意度とか,志望校によっても 持つべきスタンスは変わってくる。 特に高1たちにとっては 高校入学後,初の考査が近づいているこの時期だからこそ 今日は 高校部のLineグループで どう捉えて勉強するべきかをがっつり伝えた!

1014、耳から入った情報を頭の中で漢字変換できる?

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同じように話を聞いているのに 理解度に差が出てきてしまうのって 日常のいたるところで 耳から入ってきた情報を どれだけ頭の中で漢字変換して 意味を捉えながら 話を聞けているかの差っていうのも それだけではないけれど 一面あると思う。 やっぱりベースは語彙力。 語彙力が波及していくのは 決して 国語だけじゃないよね。 今日も中学生の6個の語彙は続く・・・ 連休中もコツコツと。

1013、学校説明会,授業公開。

 都立高校, 学校によっては 学校説明会やら授業公開やらの 今年度版の スケジュールが公開されてきましたね。 都立の自校作成はだいたいアップされているし 近隣の 共通問題校, 武蔵野北や井草,石神井はHPに年間のスケジュールが アップされていますね。 もう今週から授業公開がスタートする高校も。 夏や秋以降にも色々と実施はされますが その頃にはじめて参加は やっぱり ちょっと遅い。 自分が受ける可能性がある高校については 特に中3生, 少しでも早めに 受験へのリアリティが ある状態にするためにも 1学期に実施されるものに 参加しておいたほうがいいと 個人的には思います! 中2までで どこかしらに行っておくのが理想ですよね。

1012、英単語を覚える。

本当に単語を覚えるのは 単語帳に取り組んでいるときじゃなくて 自分が単語帳で見た単語に 実際に英文中で見かけた,触れたとき。 あのとき,単語帳でやった単語だ! と思えれば 勝ち。 逆もあるよね。 自分が読んだ英文で印象に残った単語に 単語帳で出会ったときにも さらに印象に残るだろう。 単語帳で完結するわけでない。 Wisdomの高校生の毎日の3文和訳は まさにそういう機会をつくることを 狙っている。 毎日3文ってことは 毎月約90個…! それはさておき 複雑な構文が把握できるとかじゃなくて あくまで語彙力強化。 高校英語は まず知っている単語が 十分にあるってことが前提になるから。 でもそれだけで ある程度までの偏差値は絶対に堅くなる。

1011、試行錯誤。

基礎は爆速で定着ベースに。 その分 応用問題での試行錯誤に 時間を費やす やはり 受験は この経験が大事ではないか。 パターン問題を ひとつひとつ解けるようにするっていうのも大事だけれど それで終わってはもったいない。 入試において勝つためにも その後につなげるためにも。

1010、AI時代。

昨日から一部界隈で 少し話題となっている Google Notebook LM これはすごい。 勉強にも もしかしたら役に立つかもしれません。 気になる方は調べたり 試したりしてみてください。 AI時代と呼ばれるようなものに移り変わっていっても 人間に必要な能力は 以前と変わらない部分も多い(の方が多い)と考えているけれど それでも もちろん 微妙に変わっているんだろうと 普段から ChatGPTに触ったり Google Notebook LMを知ったりすると 強く感じる。 今まで必要とされてきたけれど これから不要なスキルもありそうだし でも,そうでないスキルは 要求水準が高くなっていくこともありそうな・・・。 いろいろ考えさせられますね。