321、中高一貫組に近づけるという視点を。

たまたま昨夜

とある中高一貫校の

中1の1学期の中間・期末テストの問題を見る機会があった。

昨年度のWisdomは中学受験生の指導もしていたから

その子のものを見せてもらっていたんだけどね。

僕は興味津々でしばらく凝視していた。


実技教科以外は全教科見たけれど

特に数学について触れてみると

テストの問題自体はすごくスタンダードな問題がほとんどで

公立中のテストよりも特に難しいっていうわけではない。

でも,進んでいるスピード(範囲)は

公立中の「5倍」ぐらい。

公立中の1学期の期末テストは「正負の数」までだけれど

そこにプラス

「文字式(中1の範囲全部)」「文字式(中2の範囲全部)」

「平面図形の作図」「平面図形の移動と求積」が入るっていう感じ。


しかも,テストの平均点はびっくりするほど高い…!


基礎基本を大事にしながら,ガンガン先に進めている中高一貫生。

そんな彼らのほとんど全員は

高校受験の戦いの中にはいないけれど

その後の大学受験では戦うわけなんだよね。


その現実を

高校受験組の子たち,保護者の方たちは

大学受験を視野に入れているならば

知っておくべきだと思うんだ。


それが見えていると

高校受験をゴールとしてとか

第一志望に入れればよいとか

自分のペースでゆっくりとか

っていうのが

いかに「無意味」かっていうのが

見えてくる気がする。


僕は何を考えるかというと

Wisdomに通う,高校受験組の子たちを

いかに中高一貫生に近づけられるか

っていうことだ。

学力と,自学の力においてね。


まあ,このことについては数日前にもブログに書いたし

ずーっと考えていることなんだけれど

より「リアル」な現実を見せつけられることによって

まだまだ塾としてやっていることは

全然甘いのかもしれないなって思ってしまった。

もちろん進化していくよ。

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