583、国語読解授業。
今年から大きく変えることのひとつは
国語の読解授業を3月からスタートさせることだ。
昨年度までは
中3の夏から入試国語の読解授業をやっていたが
今年度は
中3生も中2生も
3月から
国語の読解を
毎週,1問以上ずつ解いていく。
昨日はさっそく中3国語の1回目。
問題の解説ではなく
本文の精読に
ずーっと多くの時間を割いた。
重要だと考えているのは
評論文を読んでいくうえでの
教養,常識,
思考の「フレームワーク」と言ってもいいだろう。
書かれていることを深く読み
自分の頭の中にある「枠」にピタッと
正しくはめることができれば
その文章は
その子にとって簡単に見えてくる。
昨日読んだ文章は「科学論」。
中3生たちは結構苦戦していたが
それは
「科学論」を読むうえでの
言い換えれば「大人の文章」を読むうえでの
フレームワークをまだ持っていないからなんだよね。
だからまずは
解説,というより
一緒に本文を読みながら
内容を解きほぐしていく感じ。
大学受験の参考書に書いてあるような
問題を解くためのテクニックを
教えてもしかたない。
まずは一文一文を読めるようにならないと。
(併せて「語彙」を増やす!)
ピタッとはめるための「枠」を
つくっていくのには相当時間がかかる・・・!
だからこそ,このタイミングでスタートだ!
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