1122、高校入試の数学。

高校入試の数学,

必要な解法とか知識は

本当に少ないと思う。

それはあくまで大学入試と比べての話だけれど。


だから

高校入試は簡単!


っていうことが言いたいわけではなくて

難関高校の入試問題,

使える(使う)道具がとにかく少ない分,

解法の徹底っていうよりも

スピードだったり,正確性だったり,問題から既知の解法を引き出す練習だったり

という部分の能力を上げていくことが鍵となる。

むしろ上位で差がつくのはそこだ。


この時期の中3,まだ解法の定着で甘い部分はあるけれど

入試問題を解説していて,私立も都立の自校作成も

もうこの時点で

新しい話ってほとんどすることはないし

そもそも全問解説っていうより

数問難しい問題に軽く触れれば十分(一言ヒントを伝えれば)

っていうことが

中3の授業では多くなってきている。

まあ,

今年は過去最高に

1学期に解法を密度高めで

詰めていった学年ではあったんだけども。

(よくついてきた!)


それと比べると

高校数学は

まったく別物だと思う。

そもそも

使う道具(知っておくべき解法)が中学生のときと

比べものにならないぐらい多いから

スピード,正確性,思考力みたいな部分は

もちろん変わらず不可欠だけれど

まず,基本解法が徹底できるかっていうの比重が

多くの受験生にとっては高校入試のとき以上に重要になるっ・・・ていう意味で

大学入試の数学って

高校入試以上に

センスっていうよりは

努力勝負だなあと日々感じている。

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