592、「逆転合格」なんてない。
逆転合格はない。
さて
この前高校受験を終えた
Wisdomの子たちの中で
結局,最後のVもぎまで
合格基準となるB判定以上はVもぎで一度も出ないまま
受験校を変えずに受けた子も
実はいる。
Vもぎ,
1教科で見ると
特に英語や国語や理科で
「ぶっちぎり」の結果を出していたことも印象にあるけれど
なかなか5科合計では安定しなかった。
最終的に,受験校を変えることなく
もともと受けるつもりだった高校に合格した!
僕は
この子は
「逆転」したとは
全く考えていなくて
「順当」に合格したと捉えている。
高校受験の直前のラストスパートにやっとスイッチが入って
努力し始めて
力を上げていったっていう感じではなくて
ずーっと努力量は高く安定していた。
模試結果は微妙ではあったが
僕が見ている限り,日々ちゃんと力もついていた。
中学校の定期テストの得点は上がっていたし。
しかし,
1月までの模擬試験までは
その力が発揮できていなかった,というだけ。
間欠泉が噴き出すところまで
至っていなかっただけである。
だから
この合格は僕にとっては
「逆転合格」「ミラクル」とはまったく感じられないんだよね。
最後まで諦めることなく
コツコツ継続してきたことが全て。
「逆転合格」なんてないし
特に大人のきめ細やかな面倒見によって
得点を上げての「逆転合格」は
少なくとも
進学校に進む生徒は
してはいけない。
都立入試の直前の2週間ぐらいは
本当にほぼ僕は授業をしていなくて
大部分が入試演習&自学のみだった。
その子に限らず,中3生全員ね。
喉から手が出るほど欲しい
目の前のあと1点をとるために
「塾の先生」である僕からは
特に何もしていない。
しない。
その子が
最後の最後も
自学によって
自分で自分をさらに高めていけたのも大きいのだろう。
入試直前になるほど,僕は何もしなくなる。
Wisdomはそういう塾だ。
最後,自分で自分をさらに高められたこと,
それは,高校受験で合格したかどうか以上に
高校入学後に輝くために
ずっと価値のあることである。
何時間かに1回地中から地上に熱水を噴出させる,間欠泉。
— 都立難関上位専門塾Wisdom (@juku_wisdom) July 14, 2020
お湯がだんだん溜まってきても,多少溜まっただけでは噴き出してこない。お湯の溜まり具合が一定のラインまで達したときに,凄まじい勢いで熱水が噴き出す。
何時間かに1回地中から地上に熱水を噴出させる,間欠泉。
— 都立難関上位専門塾Wisdom (@juku_wisdom) July 14, 2020
お湯がだんだん溜まってきても,多少溜まっただけでは噴き出してこない。お湯の溜まり具合が一定のラインまで達したときに,凄まじい勢いで熱水が噴き出す。
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