145、今日ですべてが終わる,今日ですべてが始まる。
2022年度の中3生の進学先が全員確定した。
僕としては,今日で1年が終わり,また新たな1年が始まる。
さて,中3生は今日の結果をどう受け止める?
いろいろな感情があるだろう。
その感情に向き合って向き合って向き合いまくればいい。
保護者の方や本人にとって
やはり高校受験の合格・不合格は
大きなことだと感じられることだということは,よく分かる。
でも
今日の発表された結果によって
これまでつけてきた学力の蓄積,やってきたことが1mmも変わるわけではない。
本当に何も変わらないのだ。
ただ同時に,こうも言えるだろう。
今日で,今までやってきたことは全てがまっさら,白紙に戻ったのだ。
これまでの内申点も,模試の結果も
それらが良かったとしても,そうでなかったとしても
これまでの勉強についての全てがリセットされたとも言えるんだ。
「なかったもの」になる。
高校受験は,人生の中の本当に小さな通過点に過ぎない。
高校受験における合格の成功体験が
大学受験において持つ意味は,ほぼゼロである。
いや,合格を成功体験と呼ぶことすら間違っているのだろう。
合格した子も,不合格だった子も
まだ実は,誰ひとりもゴールテープを切ってはいないのである。
この時点で「成功」も「失敗」も判断するのは早い。
高校受験の成功とは。
進学した高校で,いや,今日の時点で
勉強できているのであれば
そして進学先の高校で努力を継続できていれば,それはもう確実に成功!
高校受験が成功だったか失敗だったかは
今この瞬間から特に数か月の君たち自身の行動によってのみで,決まるんだよ。
どちらの結果でも,結局は,次の一歩をいかにすぐ踏み出すか。
まーだ,これからだよ!✊
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